パスコ水滴実験
こんにちは~(´∀`)
気付けば前回更新したのが年末でした(;´Д`)=3 フゥ
時が経つのはなんて早いのか。
さて、久しぶりにパスコですが、
最近お客様に、パスコの耐水性についてのご質問をいただくことが多いです。
基本、紙ですので水気には弱いですが、
水滴がついたからと言って、即染み込むということもありません。
ということで、具体的にパスコの水滴実験で見て行きましょう(^ω^)
パスコは、元々の素材の色を活かしたカラーと、
その色に塗装をした色とがあります。
元々の素材の色を活かした色は、下記の3色。
・レンガ
・チャコールグレー
・ダンボール
これらの色は、原板の色にコート剤を掛けた状態になっています。
そして、その原板の色に塗装したものとして今回用意した色が下記のもの。
・レッド(原板はレンガ)
・グレー(原板はチャコールグレー)
・ソフトオレンジ(原板はダンボール)
それと、白い原板に白塗装をしたピュアホワイトの計7色で実験スタートです。
それぞれのパスコの上に水滴を置いて様子を見ます。
拡大するとこんな感じです。色はレッド。
これを1時間放置します。
こちらが1時間後に水滴を拭き取ったものです。
(拭き取る前の画像も撮れば良かった...。
見た目には1時間前と全く変わらないので、端折ってしまいました。)
色はチャコールグレーです。拭いたばかりなので、若干染みた部分が濃く残っています。
こちらはダンボール。
染みた箇所はごく薄いです。
レンガです。
こちらもほとんどわからないくらいですね。
こちらはグレーです。
原板に塗装した色は、どれも拭き取ると染みた跡は全くありませんでした。
また、原板の色を活かした色でも、乾燥が進めば跡は残りませんでした。
水滴が付いたとしても、1時間くらいでしたら、表面には全く影響はありません。
その後、さっきとは別の位置に水滴を置いて、
翌朝どうなっているか経過を見てみました。
実験を開始したのは夕方5時、翌朝9時の時点でピュアホワイトを除いて、
全部が蒸発していました。
(ピュアホワイトも、その後1時間くらいして乾いていました)
チャコールグレー。
矢印の部分に沿って、丸く水滴の跡が残っています。
ダンボール色も、水滴の跡が丸く残っています。
画像ではわかりにくいですが、ごくごく少しですが盛り上がって、
その部分だけ手触りがざらざらします。
こちらはグレー。
こちらも跡は残っていますが、盛り上がった感じや手触りに変化はありません。
(他の塗装色も同様でした)
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これらのことから、もし水回りでお使いになる場合、
短時間でしたら、水滴がついても特に問題はございません。
ただ、出来ればレンガやダンボール、チャコールグレーは避けて、
別の色になさった方がいいかと思います。
次回、ゴールデンウィーク明けには、
パスコ板を丸々水に浸けてみようと思います。